[PR] 森をまとうショール “FOREST”

”新緑”

森の深い緑と、爽やかな風を思わせる

質の高いタオルと造船で名高い愛媛県今治市。
ここに、世界にたった一台のオリジナル織機で美しいストールを織る工房があります。
その名は工房織座(こうぼう おりざ)。
2010年、クリエイティブ・ユニット「SPREAD」との二人三脚で、ストールブランド「ITO」を立ち上げました。このブランドは国内外から高い評価を受け、グッドデザイン賞(日本)、アジアデザイン賞(香港)、レッド・ドット・デザイン賞(ドイツ)、ペントアワード(ベルギー)と数々の賞を受けています。

しまなみ

しまなみ海道で尾道市と結ばれています

 

今治地方は、古くから綿の栽培が盛んでした。
奈良時代には、織物を税として納めた記録も残っているほどです。

17世紀後半には、綿花や木綿、綿実の取扱は城下の御用商人に任されていました。この頃、商人が原綿や織機を提供し、婦女子が賃織りする形態が一般となりました。これを綿替木綿といい、今治藩で最も重要な輸出品となりました。問屋から500匁の実綿を預かり、木綿2反を織ります。うち1反が織賃として織った人に渡されるシステムです。

幕末には、軍備や兵制改革の資金源とするため、藩自体が綿替商となり綿布の生産を推進したといいます。明治維新以後、綿の取扱業者が増加し、機械織布が広まると、徐々に手織りによる綿布生産は縮小していきました。

やがて、蒼社川水系の水が染晒しに適していたこともあり、今治はタオルの一大産地へとなりましたが、バブル経済の荒波を経て、各地織物産地と同様に中国や東南アジアへ生産拠点が移ってしまい、衰退の一途を辿りました。
そして世の中全体が、大量生産大量消費化、物があふれる時代となってしまったのです。

しかし、そうした現代の潮流に異を唱える人たちが現れます。
たくさんの無個性なモノを作り続けることがはたして本当に良いことなのか?
つくり手にとっても、つかい手にとっても、あるいはモノ自体にとっても、それは真の幸福につながるのだろうか?
工房織座を立ち上げた武田さんも、加速化する大量生産大量消費型社会に疑問を持ったひとりでした。

オリジナル織機

このオリジナル織機から、繊細で美しい布がうまれる

 

工房織座は、設立にあたって、廃棄同然に扱われていた各産地の特色ある織機を全国から集めて復元し、改良に改良をかさねて、世界にただ一つの「着尺一列機」を作り上げました。
その過程で生まれたオリジナル織機は、現代的な高速織機では実現できない、高難度の糸の交差や結びの技術を実現できるといいます。

昭和初期生まれの、低速だけれども卓越した技をもつ織機は、志ある織り職人とともに、今日も一段一段ゆっくりと美しい布を織りあげているのです。

 

ITOロゴ

よく見ると、糸の縒られた模様が。

 

ブランド名であるITOはもちろん「糸」。

そこに、古語の「いと(=とても)」という意味を重ね、さらに「I」=一本の糸を、「T」=交差で織り、「O」=巻くことができる、という遊び心も込められています。

あたたかみのあるブランドロゴは、糸をインクで写しとった「糸拓」により制作されたものだとか。 洗練されたデザインのなかに織りこまれたアナログな表現が味になっていますね。

”紅葉”

【紅葉】はっと目を奪われる鮮やかな色彩と、軽やかな風合いが魅力

 

ITOのストールにはいくつかのラインがあり、それぞれにカラー展開があります。
今回ご紹介するFORESTというシリーズのストールたちは、「新緑」「紅葉」「静夜」という、美しい色名を持っています。
これらは実際に今治の森で採取された色を再現したもの。
リアルな森の色の糸を、「空羽織り*」で精緻に織り上げると・・・軽やかで表情豊かなストールが生まれるのです。色のイメージとやわらかな風合いが相まって、森につつまれているような安らぎを感じられそうです。

*空羽織り:縦部分的に糸を通さない部分をつくることにより、格子や縞の模様が現れる織物。多くの場合、タテ糸に隙間を作り、 それによってタテ方向に波打つような風合いが出る。

 

工房織座が目指しているのは、画一的な工業製品の生産ではなく、職人の「技」や「美意識」、そして「想い」までも織り込むことができる「織機」と「織物」への探求。
大量生産よりも、独創的で品質のよいものを作り続けたい-そんな思いの力を感じる逸品です。

 

■今回取り上げたクリエーターのみなさん

工房織座
制作 : 工房織座
織り職人の武田正利氏が代表をつとめる、今治の工房。
独創的な織物を探求しながら、「織物の原点に立ち返る」旅を続けている。
受賞歴 : 第三回 ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞受賞
『昭和初期のレトロ織機を操り世界初の「たてよこよろけもじり織」や独創的商品の開発』

 

SPREAD
Brand Design : SPREAD
2004年結成。2006年SPREAD Ltd.設立。「SPREAD=広げる」を目指し、環境・生物・物・時間・歴史・色・文字、あらゆる記憶を取り入れたかたちを生み出すクリエイティブ・ユニット。グラフィックを中心にウェブ、プロダクト、パッケージなどのクリエイティブを幅広く手掛ける。主な仕事に、相対性理論/やくしまるえつことd.v.d/flumpool CDジャケット、Sense of Wonder コンセプトブック、壁掛け時計SPREAD CLOCK(Lemnos Inc.)、ストールブランド「ITO」、CLINIQUE、Nokiaなどの広告ほか。2005年より、生活の記録を模様にするアートプロジェクト「Life Stripe」を展開。2011年現在で、約15万種のLife Stripeが生成されている。
受賞歴 : pentawards 2009,2010、第25回読売広告大賞/優秀賞、日本パッケージデザイン大賞/銅賞 他
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PTVロゴ

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